MORE IN THIS COLLECTION...

125
「以上、私たち人型ロボットの主な構造について簡単に説明しました。何か質問でもありますか? 何?私の中身を生で見たいって?稼働している状態で無数のセンサーの塊の皮を強引にひん剥かれたら、誤作動しまくりますからダメに決まっていますよ」
2023
Midjourney
112
「これは当館の目玉展示物です。20XX年の最新技術の軍用ロボで、巨大隕石を破壊して地球を救ったのです」 「その後本人は恋人とのんびり暮らしたいが、敵国に入手されないように皮をひん剥かれて展示物にされたらしい。可哀想に」 「そこは機密事項なのでノーコメントです」
2023
.
新年
2023
Nijijourney
114
「見ての通り、魂も心もない機械仕掛けの人形です。水に入ったらショートするし、人格もプログラム頼りの偽物だし、傷も修理しない限り勝手に治らないし、寿命も特注部品頼りの試作機だから恐らく電子ペット以下だし…それでも、こんな面倒臭くて頼りない私で良ければ…」
2023
123
「マスター、大変お待たせしました。助けに参りましたぞ」
2023
Nijijourney
110
「潰れた家電会社の社屋の地下倉庫で、まさか壊れかけの試作機ロボが雑に放置されてるとは」 「本来の業務じゃなくこんな趣味全開のプロジェクトに全資金をぶち込んだから潰れただろう。一応会社の物だし高価な部品もあるだろうし、解体工場に売って金を各債権者に支払おう」
2023
Nijijourney
140
「タスケテ…イタダケ…マセンカ…」 「流石に機械…こんなボロ状態でも喋れるんだ。まだ使える部品もあるだろうし顔パーツもそれなりに売れそうだし、取り敢えず台車に積んで持ち帰ろう」
2023
Nijijourney
85
ある日、一体の野良ロボ娘に出会った 他の機体と違い 彼女は絡んできたりせず ただずっと前へ見てるだけ 彼女に手を伸ばすのが許されまいが その儚くて、どこか寂しそうな顔に意識を吸い込まれた 我に返ったら 彼女は既におらず 自分のスケッチブックにこの絵だけが残った
2022
Nijijourney
117
「高出力エンジンに、放熱性を高める為に剥き出しになってる腹の人工筋肉と二基のコア。そこまで改造したら製造元保証どころかロボ検も通れないぞ」 「メカ全開のロボ娘がロマンだから!通れなかったら家で愛でる!」 「高性能が生かせないまま家で籠ったらロボ娘も可哀想…」
2023
Midjourney
131
「継ぎ接ぎの体と廃棄部品以外何も持っていない、冷たくて空っぽな存在だったが、貴方のおかげで人の温もりを知ってとても満たされたの。 だから、最期を迎えて冷たい鉄屑に逆戻りする前に受け取って欲しい、私が生きた証というか、私という存在そのものの全てを…」
2023
Nijijourney
Back to Top