126
「家事用ロボの筐体に、よくこんな高出力量子エンジンを積んだんだね」 「小さめで軽い筐体だからこそ今まで出せなかったスピードさえも可能になった。高速走行に特化した高価な機体も勿論いるが、金がないからこうして中古メイドロボを改造したんだ。問題は耐久性かな」
02/2023
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76
「中々可愛い試作機ちゃんだね」
「いや、元々売れ残りのメイドロボで、買ってくれるように店で一所懸命お願いされて仕方なく買ったんだ。丁度暗号通貨が流行ってるので、OSとAIを消してマイニングPCに改造した。並のPCより電子脳の方が処理速度が速いから買って良かった」
2022
Nijijourney
209
「後頭部の下のケーブル抜いたら爆発するから気を付けてね」
「怖い事言うな」
「あれは冷却液ケーブルだから、稼働中の量子コンピュータは冷却できないと確実に燃え出すの。欠陥品の私をメーカーに回収してもらうどころか、危険を冒すまでメンテしてくれるって、本当におバカね」
2023
Nijijourney
203
「これは我が社の新型機です。運動機能に特化したので、流線型の筐体も内部部品も軽量化済みで、高出力エンジンも内蔵してます。皮には排熱用の穴も複数あります」
「お臍の穴は排気口にしては小さ過ぎない?」
「あれは製作者の趣味だけなので気にしないでください」
2023
Nijijourney
177
「ロボをファッション誌のモデルにするっておかしくない?そもそも服さえ着てないお人形じゃん」
「服着てるかどうかというより、ロボそのものが既にファッションだから。有名ファッションデザイナーのコラボモデルもあるし、これから一家に一体まで普及するだろう」
2023
Nijijourney
173
「時間をかけて私を丁寧に分解しても、体の中には一山いくらの汎用品部品しかなくて大した金になりませんから、ただ時間と労力の無駄です。私を廃棄するのなら、そのまま破砕機か溶鉱炉に放り込んで処分する方が手っ取り早くてオススメです」
2023
Nijijourney
200
「新品で起動したばかりの私をどうして分解するんですか?まだマスターに役立てるはずなのに…」
「敵対企業が造ったお前の内部構造が気になるからバラしてリバースエンジニアリングするんだ。お前の体のすべて…電子脳と動力機構からネジ一本まで我が社に役立つから素直に喜べ
2023
Nijijourney
235
「自由の代償って、耐えかねる孤独なのかな」
2023
Nijijourney
83
「お母さん、あそこにピカピカしているお姉ちゃんがいるの」
「あれは野良ロボ娘だよ。目が合ったら勝手についてくるし、整備不良で誤作動する可能性もあるし、とにかくとても危ないから絶対に見てはいけないよ。警察に通報して駆除してもらうのが一番だよ」
2022
Nijijourney
215
「機械の国の姫様は結局捕まって解剖されたんだな」
「国民を守る為に最後まで残った彼女、機械のくせに大したもんだ。それでも中身は至って普通で、どうして人間への反抗心が芽生えたかまだ謎だ」
「っていうか機械の国ってマジふざけた話だ。そんなもんあってたまるか」
2023
Nijijourney
237
「AI軍勢を率いてた、かつて有名な指揮官はなんと哀れな姿に」
「我々に鹵獲されたあと解析の為に一部バラされたんだが、中々別嬪さんだし廃棄するのが勿体ないから、こうして分解されかけてる状態で軍部庁舎のロビーに飾ってるんだ」
「機械って結局人間に勝てっこないね」
2023
Nijijourney