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83
「お母さん、あそこにピカピカしているお姉ちゃんがいるの」 「あれは野良ロボ娘だよ。目が合ったら勝手についてくるし、整備不良で誤作動する可能性もあるし、とにかくとても危ないから絶対に見てはいけないよ。警察に通報して駆除してもらうのが一番だよ」
2022
Nijijourney
180
「何でわざわざ私を起動させてから解体するの?たとえ機械でも、ちゃんと感情もあるし痛覚もあるの。ロボットの体内から部品を一個一個引っこ抜いて壊しながら、その怖がったり痛がったりする様子を見てて楽しいの?」
2023
Nijijourney
153
命も魂もないのに、口から白い息を吐きながら、今日も宗教画のように祈っている彼女。 「私たち機械には神様もいないし、この残酷な戦場から救ってくれる存在もいない。それでも毎日祈り続けるの。生への感謝で。死への供養で。」 それは私が見た、彼女の最後の姿だった。
2023
Nijijourney
172
「心の底まで全身全霊で愛しているのに、どうして愛してくれないの?私、何か悪いことでもしたの…」 「愛していると言われても、所詮心も魂もないプログラムだから、呪い人形以上に気持ち悪くて流石に無理だ。とにかくさっさと目の前から消えてほしい」
2023
Nijijourney
76
「中々可愛い試作機ちゃんだね」 「いや、元々売れ残りのメイドロボで、買ってくれるように店で一所懸命お願いされて仕方なく買ったんだ。丁度暗号通貨が流行ってるので、OSとAIを消してマイニングPCに改造した。並のPCより電子脳の方が処理速度が速いから買って良かった」
2022
Nijijourney
136
「人間のくせに、こんな野良ロボしかいないスラム街によく一人で来たわね」 「見た事のない風景と人物が描きたいから、世界中旅してるんだ」 「今時アナログに拘るって変わったわね。でも描いてくれてありがとう。金の代わりに私の部品を一個あげる。この絵、大切にするわ」
2023
Nijijourney
194
「つまらなそうな外見だが、皮を一部剥いてみたらなんと中身はチタンで大当たりだ」 「最近の子は炭素繊維でできていて、回収しても金にならんな。と言ってもたとえ金属製でもチタンは珍しいな。限定版か試作機かも」 「とにかくさっさとバラそう。今晩は焼肉だぜ」
2023
Nijijourney
183
「昨日捕まったサツ、よく人間離れした動きしたなと思ったら、メスで全身の皮を剥いたら本当に機械だった」 「玩具の分際で我々のアジトに潜入した君いい度胸じゃん。それでもよくできた玩具だな。闇オークションで解体ショーをやってパーツを競売したら儲かるかも」
2023
Nijijourney
227
「処分儀式が不可逆ですが、本当に宜しいですか」 「はい。家族同然だったんだが、好きな人ができたのでこのまま家に置いても無理だ。でも感謝の気持ちが伝えたくて式で丁重に廃棄する事にしたんだ」 「それでは、まず筐体からコアを取り出してこの破砕機にゆっくり入れて下さい」
2023
Nijijourney
185
「ようよう卒業ライブか」 「個人的にやっぱ声も体も機械丸出しのこの子がタイプだ。最近のロボアイドルは人間と全く変わらなくて面白みに欠けるんだ」 「と言っても人気低下でメンテもロクにされてなくて不憫だね。最後の稼ぎをした後、後輩の部品取りにされるかも」
2023
Nijijourney
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