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「機械の国の姫様は結局捕まって解剖されたんだな」 「国民を守る為に最後まで残った彼女、機械のくせに大したもんだ。それでも中身は至って普通で、どうして人間への反抗心が芽生えたかまだ謎だ」 「っていうか機械の国ってマジふざけた話だ。そんなもんあってたまるか」
07/2023
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「こんな機械仕掛けのお人形が人間並みの幸せが掴めるなんて、これは夢かな…
もしかしたら私はただプログラムによって脳内で幸せな夢映像を再生させてもらってて、本当は廃棄直前の初期化をされてる途中なのかな…」
2023
Nijijourney
135
「準備完了。出撃命令を。」
2023
Nijijourney
76
「中々可愛い試作機ちゃんだね」
「いや、元々売れ残りのメイドロボで、買ってくれるように店で一所懸命お願いされて仕方なく買ったんだ。丁度暗号通貨が流行ってるので、OSとAIを消してマイニングPCに改造した。並のPCより電子脳の方が処理速度が速いから買って良かった」
2022
Nijijourney
173
「時間をかけて私を丁寧に分解しても、体の中には一山いくらの汎用品部品しかなくて大した金になりませんから、ただ時間と労力の無駄です。私を廃棄するのなら、そのまま破砕機か溶鉱炉に放り込んで処分する方が手っ取り早くてオススメです」
2023
Nijijourney
166
「たとえ人工知能でも、電子の海で二次情報を収集するより、機械の体をもらってちゃんと現実の世界を五感で楽しむ方が楽しいに決まっているよ」
2023
Nijijourney
126
「家事用ロボの筐体に、よくこんな高出力量子エンジンを積んだんだね」
「小さめで軽い筐体だからこそ今まで出せなかったスピードさえも可能になった。高速走行に特化した高価な機体も勿論いるが、金がないからこうして中古メイドロボを改造したんだ。問題は耐久性かな」
2023
Nijijourney
153
命も魂もないのに、口から白い息を吐きながら、今日も宗教画のように祈っている彼女。
「私たち機械には神様もいないし、この残酷な戦場から救ってくれる存在もいない。それでも毎日祈り続けるの。生への感謝で。死への供養で。」
それは私が見た、彼女の最後の姿だった。
2023
Nijijourney
200
「新品で起動したばかりの私をどうして分解するんですか?まだマスターに役立てるはずなのに…」
「敵対企業が造ったお前の内部構造が気になるからバラしてリバースエンジニアリングするんだ。お前の体のすべて…電子脳と動力機構からネジ一本まで我が社に役立つから素直に喜べ
2023
Nijijourney
72
「ヘルメットを被らなくても大丈夫?」
「こう見えても人間より丈夫にできているから大丈夫ですよ。じゃ行ってきます」
「スペースデブリにぐれぐれも気をつけてね。行ってらっしゃい」
2022
Nijijourney
ノワール(SYNDUALITY)
「騙されたのを最後まで知らなかったって、馬鹿な子」
「電撃に弱い電子脳が後頭部からやられただけで逝ったな。でも皮を剥いたら、特製部品が一杯で大当たり。バラしていい買い手見つけてやるよ。高値つけてな」
「焼き切れた電子脳だけはゴミ箱直行よね、可哀想に」
2023
Nijijourney